2014年の4月にムーヴメント教育家のエミリー・コンラッドが亡くなったことは、その日のうちに知った。だがその2か月前にヴァレリー・ハント博士も亡くなっていたことは、ロザリン・ブリエール師から聞かされるまで知らなかった。
コンラッドは享年79歳、ハントは97歳。いずれも亡くなる間際まで研究と教育活動の一線で現役だった。
ロザリン・ブリエールの『光の輪』やバーバラ・ブレナンの『光の手』を読んだ人は覚えていると思うが、1970年代にハントがブリエールとともにアイーダ・ロルフやコンラッドを交えてUCLAで行った研究は、まさに近代ヒーリングの方向性を指し示す礎になり、それ以降の研究者やヒーリング界の流れに大きな影響を与えた。
ヴァレリー・ハントとエミリー・コンラッド、ロザリン・ブリエールの3人はプライベートでも親しく、互いに影響を与え合い、またチャレンジに満ちた近代ヒーリングの先駆者としての道を歩む中で支え合った。
この5月にブリエール師と落ち合った時、私の顔を見るや否や師はまっ先にこう語り出した「……年上の2人が自分より先にいくだろうことはわかっていたけれど、ほとんど同時に彼女たちを失うことになるとは思っていなかった……」。
「時代が過ぎゆく」ということを日々、肌に感じることが増えているのだけれど、ヒーリング界でも変化が続いている。その多くは水面下でだが、実際に川に足を踏み入れている者には、まぎれもなくその流れを感じることができる。
『エネルギーの海 スピリット通信』(vol. 39)
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