ヨーロッパでの仕事を終えて、家に帰る前にちょっと一息。
というわけで(どういうわけなのか)、ハンガリーに立ち寄り。
ヨーロッパで馬に乗る時は、1週間ぐらいかけて長距離を移動する、きつめのトレッキングを選ぶことが多いのだが、今回はぐっと趣向を変えて、ウエスタンの牧場に滞在してみた。
ハンガリーでウエスタンの牧場というところからして謎だが、評判は良く、実際、ものすごくよく運営されていた。

(Photo by 王由衣)
馬はおもにペイントホースやクオーターホースで、完全にウエスタン・スタイルで調教されている。
初日の外乗の前には「うちの馬はこう乗って欲しい」と説明を受け、オーナーから2時間ほどレッスンを受けた。本当にたずな不要、ごくわずかな足の動きだけで完璧に言うことを聞いてくれる。
レッスンの間に私の乗り方を観察していたオーナーの指示で馬を替え、最終的に相棒としてあててもらったのはビュフィ君(6歳、クオーターホース)。

イメージだが、ビュフィ君はとても繊細な性格(Photo by 王由衣)
これがまたテレパシー的にこちらの気持ちや意図を感じとってくれる、実によい馬。
性格も穏やかで、ちょっと食いしん坊だけど聞き分けはよく、クオーターホースらしい素晴らしい持久力。
波のようにゆったりとした駆け足(ローリング・カンター)で、国立公園の丘を越え、森を抜け、何キロでも悠々と駆けてくれる。
滞在中、ハンガリーの人たちの実直、実用的だが情感豊かな存在感や、音楽的なハンガリー語の響きも心地よかった。
初ハンガリーなのに観光は一切せず、牧場に5泊してずっと馬に乗っていたので、次に行った時はちゃんとブダペストも見て回りたい。
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