ハワイの島には、それぞれチャクラと四大元素のエネルギーの個性がある

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 ハワイに移り住んで5年になる[この記事を書いた当時]。ハワイは言わずと知れた、日本の人々にもっとも愛されるヴァケーション先。

 ヒーラーでありアルケミストでもある私にとって、ハワイ諸島の自然のきわだった恵みは、四大元素のエネルギーの表現が豊かで、しかもそれぞれの島に非常にはっきりとした個性があるということだ。

 そして訪れる人は、自分のエネルギーと島のエネルギーの相性を、とてもわかりやすい形で経験できる。

 ハワイの複数の島を訪れたことのある人には、みな「自分の好きな島」がある。これは実にはっきりとしていて、とても面白い。

 友人たちに聞いても「好きな島」がはっきり決まっていて、それ以外には興味を持たない….というより、「あまり好きでない」とさえ言う。

 マウイ島の好きな人は、ハワイに来る時は必ずマウイに戻ってくる。そしてカウアイ島やハワイ島はあまり好きではない。しかしハワイ島の好きな人は、やっぱりハワイ島でなければダメだと言う。

 こういったはっきりとした反応が出るのは、島のアーキタイプ的個性が非常にはっきりしていて、それが島のオーラ(エネルギーフィールド)と自然環境にも反映されているからだ。

 ハワイの主な島々には、とてもわかりやすい形で四大元素やチャクラの分類を当てはめることができる。そして人は、自分と相性のよい島に引かれていく。

 「相性」というものには二通りあって、「自分のエネルギーの個性と似ている」場合と、「自分に足りないものを補ってくれる」場合がある。

 オアフ島には州都ホノルルがあり、商業と交通の中心で、いわばハワイ諸島の知性と自我、まわりの世界とのインターフェイス=第3チャクラの働きを担う。

 他の島と比べて明らかに早い活動や時間のリズムは、第3チャクラ(黄色)のエネルギーの周波数パターンが小さく小刻みなことにも対応している。

 この島はまた風の要素に対応し、これもオアフのリズムと動きの早さや活動性と対応している。もちろん、ハワイ基準でのリズムの早さだから、東京のようなハイパーな第3チャクラ都市と比べれば、ずっとまったりしているが。

 諸島の中でも一番若く、今も溶岩の流れ出る活火山のあるハワイ島はもちろん、諸島の第1チャクラ(赤)と第2チャクラ(オレンジ)。

 今も火口から流れる真っ赤な溶岩は、鮮やかなクンダリーニのエネルギーを思わせる。活火山を中心にした激しい火の要素と、それをとり囲む驚くほど穏やかで澄んだ水という、とてもアルケミー的にダイナミックな要素が経験される島だ。

 行けども行けども優しい色の緑に覆われ、穏やかでオープンなエネルギーのマウイ島は、もちろんハワイ諸島のハート・第4チャクラ(緑)。ここで経験されるのは、豊かで軽やかな大地の要素だ。軽やかで開かれたハートのエネルギーを経験するには多分一番向いている。

 カウアイ島も深く美しい緑でおおわれているが、諸島の中でもっとも地質年齢が古いためか、この島の自然には一種の気高さ、荘厳さがある。ここでは第4チャクラ(緑)でもその高い領域、そしてとくに第5(青)、第6(紫)の高いチャクラの要素が経験しやすい。

 ここでは四大元素が高いバランスで見事に調和していて、個人的には一番好きな島だ。

 ハワイでのリトリートを年ごとに島を変えて行うのも、一つにはこういったチャクラと四大元素の個性を、かな自然の表現を通して経験して欲しいという思いがある。

『エネルギーの海 スピリット通信』(vol. 14)

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